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2005.9.11 20:00  
ほ・ほ〜
 9月11日を狙ったように衆議院選挙が行なわれて、 20時に無事終了したようだ。
選挙で誰に『投げる』かは以前書いた事があるので、
今回の選挙自体の感想について。


今回の選挙について、『郵政民営化』選挙とか、 『政権選択』選挙とか、『テロ』選挙とか色々カンムリがついたけど、 私なら『小泉』選挙と名づけると思う。
なぜなら、小泉さんの掌の上で行なわれているように見えるからだ。

@まず『郵政民営化』法案は衆議院で法案が可決している。
つまり、この時点で小泉さん支持者は過半数を超えている。 (郵政賛成派+公明党:246議席) 本来なら、何もしなくてもその議席は取れるはずだ。

A勝利のルールを小泉さん自身が決めている。
『過半数の議席が取れれば国民の信任が得られた。』
一見民主主義の基本にそっている様だけど、 考えてみると『郵政民営化』に明確に反対した前議員が全て当選して、 さらに5人反対派が上積みしても『勝利』したことになる。 これってちょっとヘン?(過半数241議席)


B解散自体を小泉さん自体がやっている。

大きい失態を野党から追求されての解散じゃないから どうしても『郵政民営化』以外の争点が見えづらい。 (自衛隊海外派兵とか。)
小泉さんが嫌いでも、野党に入れる積極的な材料があまりない。 自民党が割れたけど、選挙戦を『郵政民営化』に特化すると 反対派新党と民主党等で小泉反対票を食い合う結果になる。


つまり、圧倒的に小泉さん有利なのだ。
@Aのマジックに気づいた時は思わず『ほほ〜』と関心してしまった。

もちろん、解散しなければ任期中は首相の座に着いていられた訳だから 『バクチ』には違いないんだけど、 勝てそうなうちに『バクチ』を仕掛けるなんてなかなかしたたかでないかい。

はたして、『ふん!市民はそう甘くないぜ!』となったかどうか?


ところで民主党はこの選挙で勝てないとあと999回、 好機は巡ってこないけど、
勝てたのでしょうか?
いや、999回我慢してもこの程度のチャンスしか巡ってこないなら、
政権に色気を出さずに、野党らしくやるというのも手ですよ。

『千載一隅のチャンスだ!』(岡田代表・談)

(これは開票前に書いてます。20時 Up Date↑)


 
2005.9.12 23:00  
あ・・・甘かった
   日本国民は・・・。

『自民党をぶっ壊す』と盛んに言っていたけど、
ぶっ壊さなくてもできるから『バクチ』を打ったのは前記の様に明らかで
国民はうまく乗せられたなというのが正直な感想だ。

 小泉さんの取り巻きも安心できないのに、
絶対安定多数与えてどうする国民よ。

 これから次の選挙まで政局を注意深く見るしかないなぁ。
せめて、『絶滅危惧政党(T氏談)』の皆さん、頑張って下さいよ!


ところで小泉さん、もう投げてるみたいだけど、
『任期中に日朝国交正常化』を実現する公約、忘れてませんよ。

 
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